Appleは、デバイス管理、IT部門とエンドユーザー向けの24時間365日対応の電話サポート、ビジネス向けiCloudストレージ、そして最大500名の従業員を抱える企業向けのオンサイト修理オプションを組み合わせた、新たな法人向けサービス「Apple Business Essentials」を発表しました。無料ベータ版は本日から開始され、正式サービスは2022年春に開始されます。

「中小企業は私たちの経済の中核を担っており、Apple製品がこれらの企業の成長に貢献していることを誇りに思います」と、Appleのエンタープライズおよび教育マーケティング担当バイスプレジデント、スーザン・プレスコットは述べています。「Apple Business Essentialsは、中小企業における従業員のデバイス管理のあらゆるステップを効率化するように設計されており、セットアップ、オンボーディング、アップグレードから、迅速なサービスと優先サポートへのアクセスまで、データのバックアップとセキュリティを確保しながら、企業は事業運営に集中できます。」

Apple Business Essentialsを使用すると、IT部門は個々のユーザー、グループ、またはスタンドアロンデバイスの設定やアプリを構成できます。従業員が仕事用の認証情報を使用してビジネスデバイスまたは個人用デバイスにサインインすると、コレクション機能によってVPN設定やWi-Fi情報などの重要な設定が自動的にプッシュされます。新しいApple Business Essentialsアプリは各従業員のデバイスにインストールされ、割り当てられた企業のApp Storeアプリをダウンロードできます。Apple Business Essentialsでは、仕事専用のiCloudアカウントにアクセスでき、ファイルやドキュメントのシンプルで安全な保存、バックアップ、共同作業が可能になります。

IT管​​理者は、Macのフルディスク暗号化のためのFileVaultや、デバイスの紛失・盗難時に企業データを保護するためのアクティベーションロックなど、重要なセキュリティ設定を強制適用することもできます。従業員が職場で個人所有のデバイスを使用する場合、AppleのUser Enrollmentによって業務データが暗号化分離され、個人データのプライバシーが保護される一方で、企業データは安全に保たれます。

AppleCare+ for Business Essentials

新しいAppleCare+ for Business Essentialsオプションでは、ITチームとエンドユーザーの両方が24時間365日、電話サポートを受けられるほか、プランごとに年間最大2回のデバイス修理が可能です。エンドユーザーは新しいApple Business Essentialsアプリから直接修理を申し込むことができ、Appleのトレーニングを受けた技術者が最短4時間で現場に伺い、デバイスを修理します。AppleCare+ for Business Essentialsは無料ベータ期間中はご利用いただけません。

価格

Apple Business Essentialsプランは、組織内のすべての従業員とデバイスをカバーします。プランはカスタマイズ可能で、ユーザーごとに最大3台のデバイスと最大2TBのiCloudセキュアストレージをご利用いただけます。月額2.99ドルからご利用いただけます。オプションでAppleCare+ for Apple Business Essentialsにご加入いただくことも可能です。AppleCare+ for Business Essentialsの価格は後日発表いたします。

Apple Business Essentialsは、本日から米国で無料ベータ版としてご利用いただけます。正式サービスは2022年春に開始される予定です。

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